相対音感の練習方法について例を交えて紹介します。
相対スケールのススメで相対音感について少し記載しましたね。
「ある音を基準として、他の音の高さを判別する感覚」
今回は、スケールの中で、「ドレミファソ」の5つの音を1セットとして
ひとまとまりの音の距離感を養うトレーニングです。
曲のキーを基準としてスケールを楽譜に書くと読みやすくなるというお話はしましたね。
曲のキーが変わると、絶対音は変化しますが、スケールには変化がありません。
「ドレミファソラシド」の移動感覚というのはキーに左右されないものなのです。
ではそれを踏まえて下の例を聞いてみてください。
これは、キーCをスタートとして「ドレミファソ」のまとまりを弾き、次に「ド」と「ソ」いわゆる5度の音を弾いています。
そして、キーを半音ずつ上げ、Eからの「ドレミファソ」までを弾いています。
この音源を利用しての練習方法は、まずはじめの「ドレミファソ」を聞いてから5度の音がなっている間で自分で「ドレミファソ」の音を発声します。
※2回とも一緒に発声してももちろん良いです。
なぜ5度の音を鳴らしているのか??
これは、経験上のお話ですが、キーを変化させて「ドレミファソ」の音を発声するときに5度の距離がブレてしまう人が多くいるためです。
おおむね「ソ」が低くなってしまうことが多いので、5度の音を鳴らしておいてそこまできっちりと上がるように練習してください。
※もちろん他の音も注意してくださいね。
C〜Eまでだと、女声にはつらい音域になると思いますのでF〜Aもサンプルとして付け加えます。
この音源だけではやりづらい部分もあると思いますのでみなさんお手持ちのキーボード等を利用して、他の音域も練習してみてください。
歌う楽しさを多くの人に知ってもらうために。
アカペラの経験で得た知見を自分なりに噛み砕いて綴ります。
twitterハッシュタグ #バンクリ処方箋 でつぶやいていることも含めてまとめています。
2014年2月15日土曜日
2014年2月13日木曜日
相対スケールのススメ(相対音感)
相対音感という言葉を聞いたことはありますか?
絶対音感という言葉を聞いたことがある人はおおいと思います。
「相対音感」とは
「ある音の高さを基準に、他の音の高さを判別する能力」※Wikipediaより
例えば、C(ド)音に対してのD(レ)は2度の距離、つまり1音分の距離があります。
同じようにD(レ)とE(ミ)も2度、1音分の距離があります。
では、ある音を聞いたときにその3度上の音を出す場合、聞いた音の高さを基準として、2音分の距離を移動して出すことになります。
この2音分の音の距離を計る感覚が「相対音感」です。
相対音感のトレーニングについてはまた後日書くことにします。
さて、この相対音感を利用すると、苦手な読譜が少し楽になるかもしれません。
楽譜の音取りをするときに、曲のキーを仮のドとして相対のスケールで音取りをしてみてください。
※スケールとはいわゆる「ドレミファソラシド」の一連の流れのことを言います。
曲のキーを基準の音である「ド」として考えると、音の動きに合わせて「ドレミファソラシド」を書き加えることで基本的な音の動きはとても読みやすくなります。
2014年2月12日水曜日
口の形について②
コーラスのときに、口の形を揃えよう!って言われたことはありませんか?
何故口の形を揃えるのかについてに説明します。
1つは、言葉の発音の響きを揃えるため
1つは、言葉の発音の響きを揃えるため
[あ]という言葉はどんな口の形でも発音できますよね?
でも、同じ[あ]を発音しているのに、口の形によって聞こえ方が全然違うものです。
例えば、ほとんど口を開かずに発音した場合と大きな口を開けて発音した場合、前者ではくぐもった音で、後者でははっきりとした音で[あ]と聞こえてくるハズです。
(周りに人がいないときに試してみてください)
2つ目は、音の深さを揃えるため
1つ目が外から見たときの口の形を揃えることだとすると、2つ目は口の内側の形を揃えることにポイントがあります。
イメージとしては、普通に自分たちが話しているときの[う]の音とオペラ歌手が発声する[う]の音がどう違うかを想像してみてください。
極端な例ですが、オペラ歌手の発声する[う]はとても音が深く、反対に話しているときの[う]は比較的浅い音になっているかと思います。
この2つの音の違いが口の中、喉の開き具合に左右されてくるものになります。
これら2つの違いがあることから、口の形を揃えることで以下のポイントを押さえることになります。
・ハーモニクスの一体感が増す
・客観的な表情が揃い、見た目の一体感が増す
同じ音、同じ発音の言葉を発音していても口の開き方が違うと聞こえ方が変わってくるためユニゾンするときにもその影響が現れます。
ユニゾンムーヴでご紹介した内容と合わせて試してみるとよりわかりやすいかと思います。
・ハーモニクスの一体感が増す
・客観的な表情が揃い、見た目の一体感が増す
同じ音、同じ発音の言葉を発音していても口の開き方が違うと聞こえ方が変わってくるためユニゾンするときにもその影響が現れます。
ユニゾンムーヴでご紹介した内容と合わせて試してみるとよりわかりやすいかと思います。
2014年2月9日日曜日
口の形について①
アカペラは楽器のイメージを口で表現することが多いので、ただのuhでも唇の形、口の中の形、舌の位置が曲のイメージごとに変わってきます。
楽器に似せるといえば、ベースの人にありがちなのが、歌い方が固定されていてどんな曲でも慣れているdnとかdmを使っちゃうケース。
弦楽器に近い音にするなら口の中を大きく広げるとか、母音を強調するなら唇をしっかり"ウ"にするとかがありますね。
楽器の音を再現する場合はその楽器の音の成分によく耳を傾けましょう。
音の成分が高いところに集まっているとか、低いところが多めだなといったことを分析して自分の声を似せるような取り組みが必要です。
楽器に似せるといえば、ベースの人にありがちなのが、歌い方が固定されていてどんな曲でも慣れているdnとかdmを使っちゃうケース。
フレーズのキレをよくするためにdmを使うとか、流れをつなぐためにdnを挟むとかケースbyケースで使い分けるとよくなることが多いですね。
2014年2月5日水曜日
ユニゾン感覚
こんにちは、はじめは調子が良いもので昨日に続いての投稿です。
前回は「ユニゾンムーヴ」を使うと、コーラス間の歌い方の差異を
認識し、修正しやすくなるという内容をブログに書きました。
今回のテーマは「ユニゾンの感覚を身につける」です。
合宿などで後輩たちに教えるときにこういった疑問を聞くことがあります。
「ユニゾン、ユニゾンと繰り返し言っているけれど、ユニゾンしたときって
どうなってるの?」
「ユニゾンしてるつもりなんだけど、これってちゃんとできてるのかわからない」
考えてみるとユニゾンしているときにどうなっているか、なんて普段の生活では
体験しないですよね。。
アカペラを始めて少し経つと、例えばお盆に実家に帰った時にみんなで唱える念仏が
実はハモってるとか、ユニゾンしてるとかそういうマニアックな状態になる人も
いるかもしれません(自分のことです笑)
なので、ユニゾンしたときにどうなっているのかを音源にしてみました。
単純に「uh--」と伸ばした音で声を出しています。
1.サンプルで一つの音だけだしておく
適当な音でuhを伸ばした音がこちらです。
揺らさずに出すって難しいですよね。。。
2.同じ音を2つ重ねる
全く同じ音を2つ重ねてみます。1と比べてみて音が大きく感じたり
強く感じたりしませんか?
同じ音を重ねたことで倍音が強調されて変な音が聞こえますね。。苦笑
3.ちょっと違う音を重ねてうなりを感じ取る
同じ音を出そうとしてますが、ちょっとずれている場合の音です。
じっくり聞いてみると、うなりが聞こえませんか?
10秒〜15秒あたりが分かりやすいですね。
2と3の違いが聞き取れたら今度は1の音源に対してあなた自身が
声をだしてユニゾンに挑戦してください。
うまくユニゾンできた場合は以下いずれかの感覚になってませんか?
・自分の声だけ聞こえる
・音源の声だけ聞こえる
いずれにしても音が1つだけ聞こえる瞬間がユニゾンしているときということになります。
ユニゾンができていない場合は3の音源のようにうなりが聞こえてくるハズです。
どうでしょうか?
ユニゾンの練習をすることで、同時にちょっとした音の違いを聞き取るための
耳を養うことができます。
ユニゾンする対象の音は人の声に限定する必要はありません
音の揺れが少ないキーボードなどを利用して練習というのもありです。
ぜひ練習してみてください。
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