2014年2月13日木曜日

相対スケールのススメ(相対音感)

相対音感という言葉を聞いたことはありますか?

絶対音感という言葉を聞いたことがある人はおおいと思います。

「相対音感」とは
「ある音の高さを基準に、他の音の高さを判別する能力」
 ※Wikipediaより

例えば、C(ド)音に対してのD(レ)は2度の距離、つまり1音分の距離があります。
同じようにD(レ)とE(ミ)も2度、1音分の距離があります。

では、ある音を聞いたときにその3度上の音を出す場合、聞いた音の高さを基準として、2音分の距離を移動して出すことになります。

この2音分の音の距離を計る感覚が「相対音感」です。

相対音感のトレーニングについてはまた後日書くことにします。

さて、この相対音感を利用すると、苦手な読譜が少し楽になるかもしれません。

楽譜の音取りをするときに、曲のキーを仮のドとして相対のスケールで音取りをしてみてください。

※スケールとはいわゆる「ドレミファソラシド」の一連の流れのことを言います。

曲のキーを基準の音である「ド」として考えると、音の動きに合わせて「ドレミファソラシド」を書き加えることで基本的な音の動きはとても読みやすくなります。

図は#が1つついたキーがGのときの場合です。
Gの音を基準音「ド」とすることで、音の動きをスケールで書き表すことができます。


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