2014年2月5日水曜日

ユニゾン感覚


こんにちは、はじめは調子が良いもので昨日に続いての投稿です。

前回は「ユニゾンムーヴ」を使うと、コーラス間の歌い方の差異を
認識し、修正しやすくなるという内容をブログに書きました。


今回のテーマは「ユニゾンの感覚を身につける」です。


合宿などで後輩たちに教えるときにこういった疑問を聞くことがあります。

「ユニゾン、ユニゾンと繰り返し言っているけれど、ユニゾンしたときって
どうなってるの?」

「ユニゾンしてるつもりなんだけど、これってちゃんとできてるのかわからない」



考えてみるとユニゾンしているときにどうなっているか、なんて普段の生活では
体験しないですよね。。


アカペラを始めて少し経つと、例えばお盆に実家に帰った時にみんなで唱える念仏が
実はハモってるとか、ユニゾンしてるとかそういうマニアックな状態になる人も
いるかもしれません(自分のことです笑)


なので、ユニゾンしたときにどうなっているのかを音源にしてみました。


単純に「uh--」と伸ばした音で声を出しています。


1.サンプルで一つの音だけだしておく
適当な音でuhを伸ばした音がこちらです。
揺らさずに出すって難しいですよね。。。


2.同じ音を2つ重ねる
全く同じ音を2つ重ねてみます。1と比べてみて音が大きく感じたり
強く感じたりしませんか?
同じ音を重ねたことで倍音が強調されて変な音が聞こえますね。。苦笑


3.ちょっと違う音を重ねてうなりを感じ取る
同じ音を出そうとしてますが、ちょっとずれている場合の音です。
じっくり聞いてみると、うなりが聞こえませんか?
10秒〜15秒あたりが分かりやすいですね。

2と3の違いが聞き取れたら今度は1の音源に対してあなた自身が
声をだしてユニゾンに挑戦してください。

うまくユニゾンできた場合は以下いずれかの感覚になってませんか?
・自分の声だけ聞こえる
・音源の声だけ聞こえる
いずれにしても音が1つだけ聞こえる瞬間がユニゾンしているときということになります。


ユニゾンができていない場合は3の音源のようにうなりが聞こえてくるハズです。


どうでしょうか?


ユニゾンの練習をすることで、同時にちょっとした音の違いを聞き取るための
耳を養うことができます。


ユニゾンする対象の音は人の声に限定する必要はありません
音の揺れが少ないキーボードなどを利用して練習というのもありです。


ぜひ練習してみてください。


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